2008年05月24日

「ナカムラが俺の犬食った」 俊輔に衝撃「人種差別発言」蔓延

「ナカムラが俺の犬を食った」

中村俊輔選手(スコットランド・プレミアリーグ、セルティック)に対するこうした「人種差的別発言」が拡がっているようで、 YouTubeにも「ナカムラが俺の犬を食った」と歌う動画がYouTubeにもアップされました。



この動画を見る限り、セルティックのライバルチーム・レンジャーズのサポーターが歌っていると見られ、この動画のほかにも、レンジャーズファンが「ナカムラが俺の犬を食った」と書いた巨大な横断幕をスタジアムで掲げる場面を映したテレビ番組の1コマも動画としてアップされている。

「ナカムラが俺の犬を食った」は、アジアの一部の地域で犬を食べる文化があることを指していると思われ、アジア人を中傷する言葉であることは明らかですね。

実はヨーロッパではサッカーをめぐる人種差別が深刻化しているようで、06年11月にはフランスリーグのサポーターが人種差別発言をしたため暴力沙汰に発展し、その結果サポーターが警官に射殺されるという大問題になったほどです。

UEFA(欧州サッカー連盟)は以前、肌の色や、人種について相手を傷つける発言があった選手について、最大で5試合の出場停止処分にする規約を発表しました。

また、同連盟は、「サポーターについても、同様の行為を行った場合は、クラブチームやサッカー協会に罰金が科され、勝ち点の剥奪や大会からの除外もありうる。」と規定していますが、なかなか効果がないようですね。

因みに、中村選手 は 08年1月にUEFAの公式サイトに掲載されたインタビュー記事のなかで、「日本人選手がヨーロッパに来ることは難しい。プレーのスタイルから文化的な相違まで、違う国でプレーすることが難しい多くの要因がある。時には、スコットランドではないけれども、イタリアでは人種差別がある。とてもいいこととは言えないし、ヨーロッパで成功する日本人選手がほとんどいないのはこのためなのだろう」と述べていました。

「スコットランドではないけれども」と言う発言が、今はむなしく聞こえますね。

因みに、ヨーロッパのサッカーに比べると、アメリカのMLBはかなり人種差別の面では問題が少ないですよね。

やはり、日本人にはサッカーより野球の方が向いているのでは...





タグ :中村俊輔

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Posted by 山手のドルフィン at 00:25 │日記です